リバーズ・エンド/橋本紡 slash the heart

どもども、みなさんこんばんは
kot@syoです。

サブタイは2巻から

定期更新には程遠い間隔で書いていきますよー。
狙ってるわけではない。


この物語は、僕の14歳の誕生日に始まる。
そして――。
この物語は、僕の15歳の誕生日に終わる。

今回は、電撃文庫から『リバーズ・エンド
知り合いが貸してくれなかったので、手元にはありませんが。

リバーズ・エンド

拓己は十四歳の中学生。そんな彼の携帯に突然メールが送られてくる。
 あなたの町に海はありますか――?
 拓己は戸惑うが、やがてメールの送り主である唯という少女と、心を通わすようになる。
 雪の降る夜、息が白くなる朝、騒々しい昼休み、何度も何度もふたりは『言葉』を交わしつづける。
 なにもかも不確かな世界の中で、ただ互いの『言葉』だけがリアルだった。
 ひとときの優しさ、ぬくもり、そして――。
 彼らは気づいていなかった。その時、なにかが始まろうとしていたことに。
 第4回電撃ゲーム小説大賞「金賞」受賞の橋本紡が贈る気鋭の新作ついに登場。

全5巻

半分の月がのぼる空』で有名な橋本紡せんせいの作品です。
わりとコアな作品かも……?

なんつーか、うん。
これを読んだのはだいぶ前(6〜7年前くらい)なんですが、話の内容が強烈でいまだに覚えてます。
半月を読んだ直後に読んだんで余計にですかね。

登場するキャラクターたち、誰にでも感情移入できるくらいにすべてのキャラが繊細に描写されています。

毛布おばけといい、やっぱり橋本さんの文章はいいなぁ。好きだ。
楽しくて、せつなくて、全部ひっくるめて「面白い」
心温まるいいお話ですよ。

“哀しく切ないラブ・ファンタジー
帯についてた文句です。
ただのセカイ系だと思ってなめてかかったら泣かされますよ。

リバーズ・エンド (電撃文庫)

リバーズ・エンド (電撃文庫)


1巻と2巻はできればセットで読んで、判断してほしいですね。
でも、やっぱりSF要素が弱いところが傷かなぁ。

ではでは、このへんで
(ω)ノシ