ニーナとうさぎと魔法の戦車/兎月竜之介 首なしラビッツの日常

どもども、こんばんは
夜分遅くにすいません、kot@syoです。

いやーHAHAHA
二ヶ月も放置しちゃって本当にすいませんでしたっ!

なにもしてなかったわけじゃないんですよ?
いやまぁ、社会的にはなにもしてなかったですけど……

溜まってたラノベを崩したり、実家に帰ったりしてたんです。あと、艦これやったり。

はい、クズの言い訳でした。

まぁ、積みラノベを消化してたのは事実なのでこれからしばらくは古き良きライトノベルではなく、比較的新しいものを紹介していこうと思います。
勝手ですいませんm(_)m

ではでは、今回はスーパーダッシュ文庫から『二ーナとうさぎと魔法の戦車』
まだ一巻だけですが……


『二ーナとうさぎと魔法の戦車』

戦災によって放浪の身となった少女・二ーナ。ある日、彼女は結婚式会場から食事をくすねようとしているところを見つかってしまう。警察に突き出されることを覚悟した二ーナだったが、魔動戦車とともに現れた少女たちによって赦される。彼女たちこそ、戦争が生んだ災厄・野良戦車から街を守る私立戦車隊…通称・首なしラビッツのメンバーだった。そこに野良戦車の襲撃を知らせるサイレンが鳴る。かつて戦車に乗っていた二ーナ。そして砲手がいないラビッツ。ラビッツの戦車長・ドロシーはメンバーに向かって言い放った。
「たった今、新しい砲手が見つかった!」
第9回SD小説新人賞大賞受賞作、堂々登場!!

既刊8巻 以下続刊


いやまぁ、はい
正直、表紙で買うこと決めました
だって、BUNBUNさんなんだもの!(表紙はリンクでご確認ください)


スーパーダッシュ文庫は、いままで全くチェックしてませんでした。
興味もなかったんで……。
だから、作家だと『パパのいうことを聞きなさい!』『迷い猫オーバーラン!』の松 智洋せんせいとか、作品だと『ベン・トー』『アキカン!』『カンピオーネ!』『戦う司書』『よくわかる現代魔法』とか……知ってるのはこのぐらいですかねぇ。
まだまだ未開拓なもんで、スーパーダッシュの特色とかよくわかってないですが紹介していきたいと思います。

では、気を取り直して『ニーナとうさぎと魔法の戦車』について。タイトル長いですね、略称は何なんでしょうか。
「うさせん」? 「ニーナとの」? ……ないな。

とりあえず中身について。
キャラの設定・世界観はしっかりしてますね。野良戦車の由来とか主人公の生い立ちとか。
ただ、ところどころ甘い部分が目立ちますね。説明不足で、設定を細部まで読者に伝えきれてない感じがすごいあります。あと、筆が乗ってきてるのか熱くなってるのか、時々作者自身の語りと思しきところが出てきますね。出てくるだけならいいんですが、ニーナのモノローグ中にいきなり語り口調がおかしくなったりと。ちょっと唐突です。
ここら辺は、まだ読んだのが一巻ですから期待しようとおもいます。

多少おおざっぱですがキャラクターの微妙な心情の変化は捉えることができていると思います。
戦車戦の描写ははもうちょっと頑張ってほしいなぁ。

戦車を題材にしてるだけに突っ込みどころは満載ですが(うまくない)、どのレーベルの新人賞受賞者にもみられる「青臭い一生懸命さ」というのは伝わってきました。
何度も言いますがまだ一巻しか読んでないので、オススメ! とは言えないです。
でも、ファンタジー好き・女の子とミリタリーの絡みが好きな人は読んでみてもいいかもしれません。
そして自分と一緒に、この作品の面白いところを見つけていきましょう!


あと、キメ台詞なんだろうけど一文字ずつスペース空けるのやめてほしいなぁ……。
読みにくい。

でわでわ、ばいにー☆