学校の階段/櫂末高彰 「素晴らしき! 思春期の暴走!」

ドーモ。読者=サン。kot@syoです


今日はファミ通文庫からの紹介です。

学校の階段

 季節は春――高校生活を楽しく送れるラク〜な部活に入るため見学に余念のない神庭幸宏は、ある日、校内を走り回る「階段部」なるものと出会う。学校非公認、邪魔もの扱いの部にムリヤリ体験入部させられた幸宏だったが、ひたむきに「階段走り」にかける部員たちの姿に自分の中に芽生えた欲求に気づく。「とにかく走りたい!」そして幸宏は駆け出す! ビバ青春の無駄足!
 真正面から「若さ」を描く第7回えんため大賞「優秀賞」受賞の学園グラフィティ!!

全十巻

怪談じゃありません。階段です。

先生だろうが生徒会だろうがなんのその!
勉強も大事だけど、高校生にはもっといい時間の使い方があるんだ!

みたいな気持にさせてくれる作品です。
青春を題材にした作品は数あれど、この作品のように真っ向から『ただ走る』ということを題材にした作品は少ないです。

自分のやりたいことをやる!
っていうことを全面に押し出してるんで、抵抗ある人はいるかも。
でも、自分と重ねなくてもいいんで「若いなぁ」とか、バカやってるのを見て笑うくらいの気持ちで読んでみてください。

ちなみに、自分はこれを読んだのは高1の時だったんですが、校則が厳しすぎて実践しようとは思いませんでした。

学校の階段 (ファミ通文庫)

学校の階段 (ファミ通文庫)


ではでは、短いですがこの辺で。

シツレイ