Missing/甲田学人 神隠しの物語

どもども
まさかこんな短いスパンで更新するなんて思いませんでした。
kot@syoです。

いやー、やっとブログをやってるという自覚が出てきたのかな?
すいません、嘘です

実感はともかく、自覚はまだでてきてないです。
これからがんばります、多分

さて、今回は前回に続いて電撃文庫からの紹介です。

『Missing』 

 物語は『感染』する。そして徐々に、現実は『異界』に喰われている。
 これは現代の『神隠し』の物語。その少女に関わる者は、誰もが全て『異界』へ消え失せるという怪異なり都市伝説。
 幼い頃『異界』から生還した過去を持つ少年――空目恭一。
 常に黒ずくめの格好をしている彼は、傲慢な態度とオカルトに関する圧倒的な知識量から「魔王陛下」と呼ばれ変人扱いされていた。
 そんな空目恭一が、一人の『神隠し』の少女と出会った時……!
 鬼才が贈る現代ファンタジー、登場!

全十三巻


有名だし知ってる人も多いかな?
「自分の作品はホラーではなくメルヘンである」
「残酷描写はあるものの、グロテスクでは決してない」
などの迷言を残した甲田学人せんせいのデビュー作です。

そんなことないです。グロいです!
声を大にして言ったった!


でも、勘違いしないでもらいたいのは、別に悪いと言っているわけじゃないんです。
むしろすごいと思います。
普通なら目をそらしたくなるほどに緻密な描写をしているのに、目をそらすどころかむしろ引きずり込まれるような文章。
僕ははじめて読んだとき鳥肌が立ちました。
描写の彩度だけなら、後に書かれた番外編『夜魔』の方が格段にグロいですが、僕は本編のこちらの方が好きです。

そんな僕のおすすめの描写があるのは、七巻「合わせ鏡の物語・完結編」です。
読んだことある人はティンと来るんじゃないでしょうか?
そうです。あのシーンです。


読んだことがない人は是非読んで見てください。
この本も読む人は選ぶと思いますが、読んでいくうちに引き込まれていきます。きっと。

Missing 神隠しの物語 (電撃文庫)

Missing 神隠しの物語 (電撃文庫)


ではでは、今日はこの辺で。


あなたが"本当の自分"になれますように